ARCRENDER Arenでは、すべてのアイテムはオブジェクトとなります。
最も一般的なオブジェクトは3D形状を持つグループ化されたポリゴンです。材質やテクスチャーなどの属性はオブジェクトごとに与えますので、別の材質やテクスチャーを適用したいポリゴンは別のオブジェクトでなければなりません。
ポリゴンオブジェクト以外にも、ARCRENDER Aren には次のオブジェクトがあります。
- ノード ( 中身の無いオブジェクト )
- カメラ
- 注視点
- 光源
- 照射点
- 太陽
- 背景
- バーチャル オブジェクト ( 自立回転型 )
- バーチャル オブジェクト ( 表面貼付型 )
- カットボックス
オブジェクトに与えることのできる属性は次のとおりで、ARCRENDER Aren ではコントロールと呼びます。
通常は、そのオブジェクトにとって必要なコントロールのみが与えられ、多目的コントローラのタブとなります。
これらのコントロールはオブジェクトごとに適用されますので、異なったコントロールを利用したい図形は別のオブジェクトとなっていなければなりません。
- 位置 ( 移動 )
- 回転
- 大きさ ( スケール )
- 色彩
- 模様
- テクスチャー
- 寸法
- 霧
- 設定 ( 背景 )
- 設定 ( カットボックス )
- 設定 ( 光源 )
- 太陽
- 設定 ( カメラ )
- 音楽
- 輪郭
- 前景
- 文字 ( 前景 )
- 文字 ( 文字書き )
- 文字 ( 立体文字 )
- 形成 ( 画像の立体化 )
- ビル
オブジェクトは階層化され、データ階層ウインドゥで表示されます。下位にあるオブジェクトはその親にあたるオブジェクトに従います。コントロールとして色彩や模様またはテクスチャーを持たないオブジェクトは、上位のオブジェクトと同じ属性となります。マルチメディア ライブラリからワークビューへドラッグ&ドロップした場合、色彩と模様やテクスチャーは、そのオブジェクトの属性を支配している上位のオブジェクトへの適用となります。
位置コントロールと回転コントロールの場合は、下位階層への影響は加算となります。
大きさコントロールの場合は、下位階層への影響は乗算となります。
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